高校生のための数学勉強法!本質・パターン・演習の三本柱で攻略!

小学算数中学数学と続いた本シリーズ。今回は最終回の高校生のための数学勉強法です。
高校数学は一気に難易度が上がり、多くの皆さんにとって大きな壁と感じられるかもしれません。複雑な公式や概念、独特の問題の解き方など、内容が一層深まるため、自力で理解しきれないと悩む人も多いでしょう。しかし、しっかりとした学習の柱を持つことで、効率的に数学力を身につけられます。今回は、高校数学攻略に欠かせない「本質」「パターン」「演習」という三本柱を使った勉強法をご紹介します。

本質を理解することから始めよう

まず第一に、数学の本質を理解することが大切です。公式や解法パターンを覚えるのは重要ですが、それがどのように導かれたものなのか、そしてどのような意図で使われるのかを理解しないと、問題の応用が利きません。特に高校数学では、ただ「解く」のではなく「なぜそうなるのか」を意識することで、公式や解法の背後にある理論が見えてきます。

例えば、三角関数の公式や微分積分の考え方は、ただ暗記しても問題の本質が見えてこないことが多いです。どの公式や定理がどのような場面で使えるのか、本質を掴むことが大切です。苦手な部分があれば、一度立ち止まって教科書を見直したり、図やグラフで視覚的に理解することで、公式が自然と使えるようになります。

主要な解法パターンを覚える

高校数学は、範囲も広く、内容も難解です。自力で全ての解法を考え出せれば理想かもしれませんが、それができるのはあくまでも一部の超優等生のみ。効率を考えた場合、主要な解法パターンを覚えてしまった方が早いのも事実です。頻出のパターンを暗記しておくことで、問題を解くスピードが格段に上がります。

例えば、二次関数の解の公式、三角関数の加法定理、ベクトルの内積計算のパターンなど、主要な公式や典型的な解法はしっかりと頭に入れておきましょう。覚えた解法は、そのまま多くの問題に応用できますので、試験対策にも役立ちます。

覚えたパターンを使って徹底的に演習

解法パターンを覚えただけでは、本格的な問題は解けません。次に必要なのは、そのパターンを使ったさまざまな問題演習です。初めは覚えたパターンと同じような基礎問題や類似したパターンで構いません。しっかりと基礎を固めたら、次は複数のパターンを組み合わせたような応用問題にも挑戦しましょう。

演習を重ねる中で、「あ、このパターンが使える!」と瞬時に解法が浮かぶようになっていきます。また、繰り返し解くことで、数学的思考力や論理力が養われ、応用問題にも強くなります。複雑な問題ほど、いくつかのパターンを組み合わせた解法が必要になるため、演習量を増やすことで、難しい問題に挑む力がついていきます。

自分の受験に必要な範囲を見極めよう

高校数学は、I、A、II、B、III、Cといったように、範囲が細かく分かれています。受験する大学や学部によって必要な範囲が変わるため、自分にとってどこまでの学習が必要かを早い段階で見極めることが重要です。特にIII、C、いわゆる「理系数学」は難解で時間がかかる内容が多く含まれていますので、これが必要な場合は早めの準備を心がけましょう。

III、Cは微分積分や複雑な関数が中心で、他の分野以上に本質の理解が求められます。長期戦を覚悟し、計画的に取り組むことが求められます。III、Cが必要な大学を目指す人は、早い段階から前倒しで学習を始めるのが理想的です。

三本柱で効率的に学ぼう

高校数学は決して簡単ではありませんが、本質をしっかりと理解し、解法パターンを覚え、それを徹底的に演習することで、着実に得点力が身につきます。橋本塾では、数学の理解を深めるためのサポートはもちろん、志望校に応じた学習範囲の見極めや効率的な勉強方法の指導も行っています。自分の目標に向かって、橋本塾と一緒に数学力を育て、目標達成に向けた自信をつけていきましょう!

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