日本はいつの間にIT後進国に転落したのか?勉強でも起こりうる逆転現象。

新型コロナウイルスの対応では、各国に比べて学校のオンライン対応が遅れていたり、患者数の集計をいまだファックスで送信していたり・・・
いろいろな面で、日本のIT化の遅れが露呈する結果となってしまいました。

なぜ日本はIT化の流れに取り残されてしまったのか?
考えてみると日本は、IT化の始まり自体はけっこう早かったと思うのです。
私は1985年生まれなので、IT化の流れを見ながら育った世代です。
中学校の頃(2000年前後)、学校には数十台のMacintoshがありましたが、家にパソコンがある人、というアンケートでは、あると答えた人は半分いってなかったように思います。
一方、少なくとも大学入学時には、授業で使用するからということで、1人1台ノートパソコンを購入させられていました。
要するに2000年〜2005年くらいの間に、一気にパソコンやインターネットの普及が進んだのでしょう。
多くの人が携帯(ガラケー)を持ち始めたのもこの頃でした。
おそらく、この頃くらいまでは、日本はIT先進国といっても差し支えなかったのではないでしょうか。

残念ながら、日本はその先が進みませんでした。
パソコンがそれほど普及する前にスマホ化の波に乗った当時のIT後進国は、パソコンを飛び越えて一気にスマホとそのサービスに順応しました。
なまじパソコンとガラケーという文化が出来上がってしまっていた日本では、スマホ化の波に乗り遅れ、あっという間に後進国に転落してしまったのではないかと思います。

これと同じことは勉強でもいえます。
いま勉強が進んでいる人も、油断して変わるチャンスを逃せば、あっという間に遅れてしまうのです。
逆にいま遅れていると言うことは、これからいくらでも変われるということです。
変化を恐れてはいけません。時代を掴み、波に乗ることです。

いま遅れている人にこそ読んでいただきたい、本日の記事でした。