障害をお持ちの生徒さんへ

生徒さんが障害をお持ちの場合でも、「絶対に置き去りにしない」「理解できていない部分まで戻って指導する」という基本的なコンセプトは変わりません。
ただし、プラスアルファのアプローチが必要になってくることも事実です。
たとえば発達障害の場合、興味の有無によって記憶力や理解力が大幅に変わってくることがあります。
興味のないものに関しては、教科書を開くことすら嫌がる一方で、興味のあるものに関しては一般的な生徒さんと同等か、それ以上の記憶力、理解力を発揮される場合も。
また、文字での認識は苦手でも、絵や音などの認識が得意な場合もあります。

こういった生徒さんの特性を踏まえ、当塾では最適な指導を実施します。
初回の面談時に、生徒さんの興味や特性を分析し、指導方針を決定します。
クラスは障害者専門のクラスをご用意していますが、障害が軽い場合はご希望により一般のクラスへ入ることも可能です。
指導は、一般の生徒さん以上に、本人の興味とのつながりを意識し、ビジュアルを多用した指導を行います。

不登校の生徒さんへ

学校へ行けなくなってしまう原因は様々ですが、ひとりひとりにつきケアが必要であることは言うまでもありません。
不登校というのは、生徒さんに責任を押し付ければ済む問題ではないのです。

まずは初回の面談を通じて、不登校になってしまった原因を分析します。
この際、すぐに学校へ行くことを促すのではなく、生徒さんの気持ちに寄り添い、将来へ向かって前向きに歩き始めることを促します。
そして、復帰のため、将来のために必要なことを一緒に考えます。

たとえば、学校の勉強が遅れている場合は、ある程度長い期間をかけてしっかりと遅れを取り戻せるような学習計画を作成します。
学校という縛りがないと、どうしてもだらけてしまい、計画通りに進められない場合もありますので、当塾側からメールや電話等で積極的にアプローチし、状況をこまめに把握すると同時に、やる気を持続させられるように努めます。

ご希望があれば、家庭教師スタイルでの指導も可能ですので、お気軽にお申し付けください。
(家庭教師スタイルで指導開始し、ある程度軌道に乗ってきたら、通塾のスタイルへ切り替えることも可能です)