GWをうまく使って学力アップを目指そう

今年も、もうすぐGWがやってきます。今年は飛び石連休ということもあり、長期の旅行や一気に休むというより、日常と非日常が入り混じったようなスケジュールになる方が多くなりそうですね。そんな今だからこそ、「学力アップのチャンス」としてGWを捉え直してみませんか?GWは“差がつく期間”です。ちょっとした工夫と意識の持ち方で、確実に前進できます。

なぜGWが学力の分かれ道になるのか

GWは、学校の授業も一時中断され、部活動や習い事も変則的になります。普段より自由な時間が増える一方で、生活リズムが崩れやすく、つい「何となく過ごす」日が増えてしまう傾向があります。これが、学力にじわじわ影響を与える落とし穴です。

一方で、普段の忙しさから解放され、腰を据えて勉強に取り組める絶好のチャンスでもあります。特に今年のような飛び石連休では、1日単位の学習計画を立てやすく、目標に向かって小刻みに前進するのにぴったりな構成です。1日2時間でも集中して積み上げれば、1週間後にはしっかり手応えを感じられるはずです。

GW明けは、多くの中学・高校で定期テストの範囲が見え始めるタイミングです。この時期にペースを掴んでおくと、5月以降の学習がスムーズに進み、成績アップにも直結します。

飛び石連休を味方につける学習スタイル

飛び石連休は「まとまった学習時間を確保できない」と感じるかもしれませんが、実は“隙間のリズム”こそ学力アップの鍵です。例えば、休日と平日が交互に来る今年のGWは、「復習→演習→確認→応用」と、段階的な学習サイクルを組むのに最適です。

具体的には、祝日にはまとまった復習時間を取り、翌日の登校日には学んだ内容を朝や休み時間に軽く振り返る。それを繰り返すだけで、記憶の定着が飛躍的に高まります。さらに、次の祝日には応用問題やテスト形式の演習に取り組むことで、アウトプットの質も上がっていきます。

また、連休明けの登校日には“学習のモチベーションが落ちがち”という傾向もあるため、その前日に軽くウォーミングアップをするだけで、スムーズに学校モードに戻ることができます。1日単位のリズムを意識することで、飛び石連休が逆に“記憶と理解の階段”に変わっていくのです。

遊びの時間も、学びのチャンスに変える

GWは遊びや、家族と過ごす時間が自然と増える期間でもあります。この時間をただの「お遊び」で終わらせず、ちょっとした工夫で「学び」に変えることもできます。たとえば、食事中の会話でニュースについて家族と意見を交わしたり、移動中に地理や歴史に関する話題を取り入れたりと、生活の中で自然と知識が身につくように意識することが大切です。

特に中高校生は、社会や理科の知識が生活と結びつきやすくなる時期。親世代の体験談や世の中の動きを通じて「自分の勉強が社会とどうつながっているのか」を実感することが、学習意欲の向上につながります。知識を“点”で覚えるのではなく、“線”として理解するきっかけになるのです。

また、小学生であれば、「買い物に行ったついでにお金の計算をする」「移動中に地図を見て現在地を予想する」といった遊び感覚の学習でも十分な刺激になります。GWという非日常を、親子で共有しながら「学ぶって楽しい」と感じられる経験にしていきましょう。

GWにおすすめの勉強メニュー

橋本塾では、このGW期間を「総復習」と「先取り」のバランスを取る絶好の機会と位置づけています。特に学年初めのこの時期は、4月に習った単元をしっかり振り返ることで、今後の学習の基礎固めができます。逆に、余裕がある子には、5月以降の学習内容を少しだけ先取りしておくと、授業が「復習」に感じられるようになります。

おすすめなのは、「テーマ別学習」。たとえば、数学なら「計算ミスを減らす」「関数の考え方を整理する」など、自分の課題に合わせてテーマを決め、集中して取り組む方法です。1テーマあたり1〜2時間で完結するように設計すると、飽きが来ずに取り組めます。

さらに、余裕がある場合は「まとめノート」を作ってみるのもおすすめです。図や表、色分けを使って視覚的に整理すると、理解も深まります。これは、ただ復習する以上に“学習を自分の言葉で再構築する”作業なので、実力アップに直結します。

計画8割、実行2割

GWをうまく使って学力を伸ばすために、もっとも大切なのは「事前の計画」です。直前になってからバタバタと予定を立てるのではなく、GWまでのこの1週間前のタイミングで「何をどこまでやるか」を具体的に決めておくことが成功の鍵です。

とはいえ、完璧な計画は不要。「やる気が出るタイミング」「家族の予定」「自分の集中力」などを考慮し、あくまでも現実的にこなせる範囲で計画を立てることが重要です。そして実行段階では、計画の8割くらいできていれば十分と考えておきましょう。柔軟に調整することも“学ぶ力”の一部です。

このGWが終わったとき、「今年は上手く過ごせた」と自信を持って言えるように。橋本塾では、一人ひとりがこの連休を有意義に過ごせるよう、個別の学習プラン作成やオンラインでのサポートも行っています。塾生でない皆さんも、無料相談の機会を設けておりますので、是非ともこの機会にご利用ください!

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